米国長期金利0.5%台から1.3%台への上昇
画像は2015年後期以降のアメリカ10年国債長期金利を表示しています
見てすぐにわかりますが、長期金利の上昇と共に円安ドル高回帰となっています。
長期金利上昇の意味とは
僕自身も、大学では1回では理解できませんでしたが、教授が繰り返し教えてくれ、更に教科書の読み返しで少しずつ記憶に残るようになります。
簡単な定義としては、
アメリカの国債を持っているよりかは株など他の資産で運用した方が利益の見込みが多くなったので、国債を手放してお金を手に入れ、その後他の資産に投資しよう
という動きです。
国債自体の値段は変動しませんが、国債の人気が出れば利息が下がり、人気が下がれば利息は上がります
国債 人気⇧ 利息⇩
国債 人気⇩ 利息⇧
国債 人気⇩ 利息⇧
つまり、国債が下がる=株価が上がりやすい
という状態です。
実質金利が米国の方が高くなったので円安ドル高へ
実質金利とは、これまた何度でも定義をご紹介するので、読み続けて頂ければいつの間にか記憶できている事でしょう
実質金利=名目金利-物価上昇率
名目金利=米国10年国債利率
物価上昇率=CPI
USA実質金利0.948%=1.348-0.4
日本実質金利0.006%=0.106-0.1%
米国の実質金利の方が高いという事で、円で持っていた資産を売却、円からドルを購入
という流れです。
そしてアメリカの記事では今後の長期金利上昇が予測されています。
バイデン氏のバズーカと共に、アメリカ金融界はしばらく安定上昇が見込まれるのではないのでしょうか。