2021年3月に入りました。
週末前に大幅下落をした株式市場も、1日過ぎた現在回復基調にあります。
週末を含めいくつもの著名人が楽しそうに「ついにバブル崩壊!」といった記事を投稿していました。
今回紹介するバフェット太郎さんは、そういうバブル崩壊祭りとは違った角度から、まだバブル崩壊ではなく、今後に崩壊すると思われる時期について言及をされています。
コロナバブルが崩壊すると思われるトリガーを分かりやすく説明してくれるバフェット太郎さんの映像
個人投資家として必要な金融知識は
短期金利・長期金利・名目金利・実質金利・インフレ期待率
最低限これらは定義を含め知っておくべきです。
この単語を覚えておくと、今回のバフェット太郎さんの映像や、その他毎日Google chromeで紹介される金融系記事の理解は深まります。
コロナバブルが崩壊する理由
バブル相場こそ資産を一気に増やせる時期なので、なるべく資産を持つべき。
ですがバブルは必ず弾けるので、その時期を考え、さらにセクターについても解説。
長短金利差とは
米国10年国債利回りー米国3か月国債利回り
10 year treasury constant maturity – 3 month treasury constant maturity
上記がマイナスからプラスに転じた直後にリセッションが訪れる
2021年現在は
1.6-0=1.6なのでプラスに転じている。
銀行の調達金利=短期金利
銀行の貸付金利=長期金利
長短金利差がマイナスになると
0.05%(短期)←銀行←0.03%(長期)=銀行が逆に-0.02%の損失
なので、銀行が貸付を止め、経済がリセッションに入る
長期金利がプラスになると
預金者←銀行←貸付先
0.05 ←銀行←1.3=1.25%が銀行の収益
銀行の貸付も始まり、経済が回り始める
長短金利差の急上昇
2001年と2008年に共に急上昇しています。今回の2021年も1.6%へは比較的急上昇では無かったのではないでしょうか。
リセッション局面の中盤
2001年はリセッション中盤以降に長短金利差が3%に到達し、株価が一気に下降しました。
長短金利差が3%を上回った後に、更に下げ幅を広げた場合
2008年は、長短金利差が一気に上昇し、株価が下落。
さらに金利差が3%に到達した際に一気にナイアガラフォールでした。
長短金利差のトレンドは崩れる事が無い
多少のジグザグはあるものの、一度上昇や下降を始めると終焉するまではトレンドが継続します。
つまり、現在は約1.5%の開きまで上昇したので、恐らく3%まで多少のジグザグを交えながら上昇を続け、3%付近になったら株価が暴落を始めるのでは?
という内容です。
足元での長期金利急騰により、高PER株の多いハイテク株は、近い将来急落する可能性がある
長期金利とPERなどの株式のバリュエーションは、シーソーの逆相関関係。
どちらかが上がり、どちらかが下がる。
長期金利の急騰が止まった際に、ハイテク株が復活する傾向。目先の調整局面は絶好の買い場になる
コロナ後の世界の株式
ここ数年は高PER株が多いハイテク株などのグロース株よりも、バリュー株が強くなる公算が大きい。
そのトレンドは、7年~14年続いている